プロがすすめる高知の地酒人気銘柄
日本酒はそれぞれの地域により、気候・風土に合うように造られ、異なる味わいを楽しむことができます。その中でも高知の地酒は軟水仕込みで造られており、淡麗辛口なものが比較的多く、鰹などの魚料理に合います。
南(南酒造場)
南酒造場は明治2年(1869年)創業の蔵元ですが、南は新しい銘柄で、地元高知では「玉の井」の銘柄で親しまれています。南全ての銘柄が全量60%以上の精米で造られ、特定名称酒となっています。
香りが高いのが特徴で、一口飲むとその香りが軽快に広がります。度数は高いものの、そこまで辛く感じることはなく、柔らかな口あたりですので、華やかな味わいをお楽しみいただけます。
司牡丹(司牡丹酒造)
慶長8年(1603年)創業の司牡丹酒造は、400年余りの歴史を誇る蔵元です。司牡丹酒造は幕末のヒーローとして有名な坂本龍馬と親交があったと言われています。司牡丹は伝統の軟水仕込みの技を守って造られているため、創業から現在に至るまで変わらぬ味を堪能できます。その味は淡麗辛口ながら、美味しい余韻を引くと地酒ファンから人気を集めています。土佐の男酒として有名で、鰹料理に合うお酒として定評があります。
酔鯨(酔鯨酒造)
明治5年(1872年)創業の酔鯨酒造により造られた酔鯨は、幕末の名君として有名な山内一豊の雅号「鯨海酔候(げいかいすいこう)」 を由来としています。酔鯨の精米歩合は全国平均を上回り、極めて高度です。土佐酒らしい辛口の地酒で、華やいだ香りがあり、吟醸酒の評価が高くなっています。
美丈夫(濱川商店)
明治36年(1903年)創業の濱川商店により造られた地酒です。美丈夫は日本三大美林の一つ、魚梁瀬杉(やなせすぎ)の奥深くにある奈半利川の軟水を使い、高い品質を保つために「少量仕込み・低温発酵」を徹底しています。上品な香りを持ち、辛口の中にもほのかな甘みがあり、スッキリと飲むことができ後切れの良さに定評があります。
亀泉(亀船酒造)
明治30年(1897年)創業の亀船酒造により造られた地酒です。亀泉は街道一の湧水を仕込水に使い、高知県工業技術センターが開発した酵母「CEL-24」など、高い製造技術を用いて造られています。
原酒でありながらアルコール度数は14.5度と低く、後味が甘くほのかな酸があるのが特徴で、フルーティーな味わいはとても飲みやすいです。キンキンに冷やしてから飲むのがおすすめです。
酒の京兼では通販にて高知の地酒をお届けしています。南・酔鯨・亀泉・美丈夫・司牡丹など高知の有名な銘柄を取り揃えています。高知の地酒以外にも香川・愛媛・徳島の地酒も通販にて取り扱っています。四国の地酒を気軽に楽しみたいという方は、ぜひ酒の京兼の通販をご利用ください。
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